有機酢・富士酢の飯尾醸造


“食”は人が生きていく上で、一番大切なこと。だから「おいしくて、しかも安全な最高のお酢」を作りたい。それが飯尾醸造の基本方針です。
こうした考えから、お酢の原料となる無農薬のお米作りからたずさわっています。
そのお米を使って、自社の酒蔵で杜氏が“酢もともろみ”を仕込み、その“酢もともろみ”からお酢を造ります。
110年前の創業からほとんど変わらない製法です。
1.原料のお米は無農薬の新米のみです

人里離れた棚田でわざわざお米を作るのは、他の田んぼで使った農薬や生活排水や影響を受けないようにするためです。種類は「コシヒカリ」が7割、あとの3割が麹作りに使う酒米の「五百万石」です。
2.酢1リットルにつき、200gの米が原料です

たっぷりのお酢で仕込んだお酢は、ただ酸っぱいだけでなく、コクと旨みが感じられます。
(メモ:JAS規格(日本農林規格)によれば、1リットルのお酢を造るのに40gのお米を使えば「米酢」と表示できることになっています。
ただし、米だけからお酢をつくるには最低でも120gのお米が必要です。それに満たないものには、醸造用アルコールや各種の穀類を添加して造られています。それでも食酢の中に米酢が占める割合は15%足らずです。)
3.自社の蔵で、杜氏が“酢もともろみ”も仕込みます

できあがった“酢もともろみ”にはアミノ酸がたっぷり。これがこのあとお酢の風味をおいしくする決め手となります。
(メモ:お酢のメーカーで自社の蔵で“酢もともろみ”を造っているところは今となっては非常に珍しいようです。)
4.時間と手間はかかっても「静置発酵」でお酢を造ります

発酵だけで約100日間と時間はかかりますが、アミノ酸がとばず、まろやかな味のお酢に仕上がります。
(メモ:多くのメーカーでは2〜7日で発酵が終わる速醸の「全面発酵法」を採用。これはタンクの中に空気を人工的に送り込んで発酵を促進させる方法です。)
無農薬のおいしい米を贅沢に使い、「静置発酵」で時間をかけて造った「富士酢」の味は、しっかり酸っぱいのにツンツンせず、まろやかです。お米の芳醇な香り、濃厚なコクと旨みがあります。 農家、杜氏、そして私ども飯尾醸造が丹精こめて造った「富士酢」の味を気に入っていただければ幸いです。






































